こんにちは!まちこです。
今回は、看護師のモチベーションを保つために私が心がけていたことや行っていたこと、先輩後輩看護師達が行っていたことについてお話します。
この記事をお勧めしたい方
- 仕事のモチベーションが低くなってしまった方
- 仕事を辞めたいと思っている方
- 人間関係に悩んでいる方
看護師のモチベーションが下がる原因
看護師のモチベーションが下がる原因はさまざまあります。
- 業務が大変
- 人間関係がうまくいかない
- 定時で帰れない
- 業務で失敗してしまった
- 上司に怒られた
- 患者とのトラブル
できればモチベーションが下がる原因を取り除くことが一番だと思いますが、それはとても難しいことですよね。
看護師はさまざまな人と関わっている仕事であり、人と関わることで感情がゆさぶられるのは避けられないと思います。
看護師のモチベーションの保ち方
憧れの先輩看護師を見つける
新人看護師や2~3年目などの経験の浅い看護師にお勧めなのは、憧れの先輩看護師を見つけることです。
私が新人看護師の時に同じ病棟で勤務していた先輩看護師で、とても明るくて優しくて仕事のできる方がいました。
いつかあの先輩のようにバリバリと働ける優しい看護師になりたいと思いました。
仕事の早い先輩がどのように動いているかを見たりすると自分の業務を改善する参考になると思います。
ちょっぴり違う観点で、憧れの医師を見つけることもモチベが上がるかも(笑)
私の勤務していた病院にはちょっと横柄な怖い医師がいて、私は苦手だったんですが、後輩看護師はあのツンツンした態度がキュンとします~♡って言って隠れファンをしてました。
そういう存在をみつけるのも仕事に張りが出ていいかもしれません。
職場で一人でも多く仲良くできる人を作る
看護師のモチベーションが下がる原因として人間関係でのいざこざはとても多いと思います。
本来は職場のスタッフってチームであり、仲間であるのに、色々な人がいるもので非協力的な人だったり冷たい態度をとってくる人だったりいますよね。
全員が全員仲良くはできないと思いますが、少しでも仲の良い人が多い方が仕事が楽しくできると思います。
まずは同期であったり、経験年数が近い人と仲良くなってお互いに仕事の悩み相談をしあったりするといいです。
きっと同じようにモチベーションが下がったりしていることがあるはず。
自分だけじゃないとわかるだけでも気持ちが楽になります。
そして最終的にはお局様とも仲良くなれば人間関係的には安泰かもしれません(笑)
自分にご褒美をあげる
仕事を頑張っている自分にご褒美を定期的にあげていました(笑)
仕事を頑張ったら美味しいものを食べる!
新しいゲームを買う!
何のために働いているか考えてみると、「お金のため」「家族のため」「患者の役に立ちたい」など様々な理由があると思います。
家族のために働いている人だったら、ご褒美に家族旅行に行って家族と一緒に笑顔で過ごせる時間を作るといいと思います。
それが自分にとってのご褒美になります。
楽しい時間をまた得られるように仕事頑張るか!とモチベーションがあがるかもしれません。
通勤時に気分が上がる音楽を聞く
出勤する際に、「あ~~、行きたくない。やる気でない~!」となった時には自分の大好きな気分が上がる音楽を聴いていました。
私は車通勤していたので、車内で音は大きめにして聴いていました。
そして自分も大きい声で歌う!
大きい声を出すことでスッキリします(電車通勤とかの方は無理ですが…)
よく聞いていた曲は、嵐の『A・RA・SHI』とかSMAPの『世界に一つだけの花』、ゆずの『友達の唄』、宇多田ヒカルの『time will tell』です。
時代を感じますね...(笑)
けれど、自分の心を励ましてくれるような曲を聴くことで少しでも癒され、ポジティブになれました。
音楽にはそれだけの力があると思っています。
患者からの感謝の言葉を思い出す
看護師の仕事は人にとても感謝されるいい仕事だと思います。
実際に私は12年看護師をしてきて多くの患者と関わり、多くの感謝の言葉をいただきました。
自分にとっては仕事として当たり前のことをしているだけでも、これだけ多くの感謝の言葉をいただける。
すごいことだと思います。
感謝されるために働いているわけではないですが、やはり人から感謝されることで仕事に対してやりがいを感じると思います。
私は入院したことが何度かありますが、自分が患者になって改めて看護師という仕事は大変な仕事であるのと同時に人の助けになる素晴らしい仕事だと感じました。
誠実で思いやりの心をもって患者対応をすること、いつも笑顔で優しい看護師はより感謝されやすくなるのではないでしょうか?
仕事の中で目標を持つ
毎日の仕事で同じことの繰り返し、マンネリでやる気が起きないという方もいるかもしれません。
私の先輩看護師で認定看護師の方がいました。その先輩は皮膚・排泄ケアの認定看護師でした。
外来で働きながら、「病棟の患者で発赤が新たに出来た方や褥瘡ケア・ストーマケアなどで困ったことがあったらすぐに連絡ください」と病棟の患者に対してもケアの提供を惜しみなくしてくださっていました。
また病棟や院内で勉強会を開いてくれて看護師の教育も率先して行っていました。
先輩は外科病棟で勤務していた時にストーマ増設術後の患者のケアを行ったことをきっかけにこの分野をもっと極めたいと思い、認定看護師の資格をとったそうです。
院内での新たな褥瘡発生を0にする!を目標に現在も働いています。
新たなことにチャレンジすることは労力を使いますが、成果をあげたときに得られる達成感は仕事のモチベーションをあげてくれます。
といっても、認定看護師を目指す!とか中々大きな目標を設定するのも大変ですし、やりたいと思えないことを無理にやろうとするとストレスになるので自分が頑張ろうと思えるような小さい目標から作るといいと思います。
ほんとになにげない、些細なことでもいいんです。
今日は○○さんの足浴で「気持ちよかった」と言わせる!
とか、
患者ラウンドで笑顔で元気に挨拶する!
など、簡単な目標をもって仕事をすることで少しでもいつものマンネリ業務をやりがいだったり楽しいと思えるように自分の心を持っていくことが大事です。
自己啓発本を読む
私は仕事で嫌なことがあったり、辛くなった時に自己啓発本を購入して読みました。
本を読むことで新たな知識が得られるし、自分の感情の整理ができます。
自己啓発本を読むことでさまざまなポジティブな考え方を学ぶことができます。
内容の中で一つでも自分でもやってみようと思えることを行うことで自分の思考や行動が変化していきます。
お勧めの一冊を持っておいて、自分のモチベーションが下がった時に引っ張り出して読んでみてはどうでしょう。
インシデントを起こしてしまったときのマインド
インシデントを起こしてしまったとき、本当に落ち込みますよね。
私は2年目の時にこれでもかというほどインシデントを起こしました・・・
2年目とか先輩看護師の目が離れて、自分でも少しずつ仕事ができるようになってきたのではと思う時期でもあります。
そんな中私は同じインシデントを2日続けて起こしました…
さすがにきつくお叱りを受けましたし、患者さんには申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
自分の起こしたことが患者の体に影響を及ぼす危険性、この仕事の責任の重さを実感しました。
その時はかなり落ち込みましたが、そこで落ち込んでいるだけでは何も変わらないと思い、インシデントレポートを書いて自分の行動の振り返りをしっかりして、今後起こさないようにするためにはどうしたらいいか行動レベルで考えました。
自分の性格や特性をしり、確認・観察不十分にならないように気をつけること、時にはマニュアルを見直したり他のスタッフの目でも確認してもらったりして出来るだけ事故を起こさないようにすることが大事です。
起こしてしまったインシデントは自分を改善する糧にする!
周りのスタッフへの注意喚起にもなっているとポジティブにとらえることも必要!
プライベートを充実させる
人生仕事ばかりじゃないです。
寧ろプライベートが大事ではないでしょうか?
仕事が終わったら、彼氏とご飯行くんだ~♪
家に帰ったら妻と子供の笑顔が見られる♪
プライベートが充実していると仕事も頑張ろうと思えます。
私は独身で一人暮らしをしていたころ、料理教室に通い始めました。
ゲーム大好き人間だったので休みの日はゲームばかりしていたのですが、実際に日常生活で役立つスキルを身に着けたいと思ったからです。
新しいことをするのはとても新鮮で今まで知らなかった世界を見ることができて、とても充実していました。
予定を詰め込みすぎて休息の時間が少なすぎると自分の首をしめることになるので、うまく休息時間とバランスをとりながら自分の好きなことや好きな人との大切な時間を過ごしましょう。
おわりに
今回は看護師のモチベーションを保つために行ったことや考え方についてお話ししました。
なにか一つでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
お仕事大変だと思いますが、息抜きしながら無理せずにやりましょう!レッツポジティブシンキング~♪